公益財団法人放射線影響協会(放影協)は、原子力がエネルギーの分野で、また、放射線が医療、工業、農業等の様々な分野で利用が期待されるようになった昭和35年に設立されました。

放影協では、
●設立当初からの事業である、原子力・放射線の利用に不可欠な放射線影響等に関する知識の普及、調査研究、調査研究に対する助成等を実施しています。
●昭和52年に放射線従事者中央登録センターを設置して、放射線作業者の被ばく線量を一元的に管理して作業者一人ひとりの被ばく線量を正確に把握するため、放射線作業者の被ばく線量登録管理事業を実施しています。
●平成2年に放射線疫学調査センターを設置して、上記の放射線従事者中央登録センターが有する放射線作業者個々人毎に集計・管理された被ばく線量データを活用した低線量放射線による人体への影響に関する疫学的調査を実施しています。

 放影協は、放射線影響等に関する我が国の中核機関として、これらの事業を通して原子力・放射線利用の進展と国民保健の増進に貢献しています。